先日、社長と常務が幕張メッセで開催された3Dプリンタ展(AM=Additive Manufacturing関連展示会)を視察してきました。製造・建設・エネルギー領域でも適用が広がる3Dプリンティング。ARMSとしても「内製化によるスピードアップ」「小ロット試作のコストダウン」「現場課題の即日解決」といった観点から、その可能性を探る目的で参加しました。

視察の主な注目ポイント
- 金属・樹脂の最新造形技術
- 高精度・高強度を実現する金属AM
- 高速造形や大型造形に対応する樹脂系プリンタ
- コストとスピードのバランスをどう取るかが選定の肝に。
- 材料(フィラメント・レジン・粉末)の多様化
- 耐熱・難燃・導電など、機能性マテリアルが多数展示。
- 現場の治具・固定具など、消耗品の“即日置き換え”が現実的に。
- 後工程・検査・シミュレーションの連携
- 造形後の後処理(バリ取り、研磨、焼結)や寸法検査の自動化ソリューションが進展。
- スライサー(積層用ソフト)とシミュレーションの統合で、トライ&エラーの回数を削減。
- 社内導入に向けた運用・教育の仕組み
- プロトタイピングだけでなく、短納期の小ロットパーツ供給や現場ニーズへの即応を想定した運用設計が重要。
- 誰でも造形~後処理までを回せるガイドラインとテンプレート化が鍵。
社長・常務の所感(抜粋)
社長:「“必要な時に必要なものを社内で作る”という選択肢が、現実的なコストとリードタイムで見えてきた。」
常務:「道具や治具、配線用クリップなど、小さな困りごとを即日で解決できる運用をまず試したい。」


まず社内で試す“スモールスタート”案
- 現場用の簡易治具/固定パーツの内製化
- 営業・施工現場向けのサンプルモデル(断面模型・取付け治具のモック)作成
- 配線・蓄電池・パワコン周りのケーブルマネジメント・保護パーツの試作
- 教育カリキュラム作成(造形→後処理→検査ワークフロー)
3Dプリンタは“モノづくりの民主化”を進めるテクノロジーです。ARMSでも、スピードと柔軟性を武器に、お客様や現場の課題を素早く解決できる体制づくりを進めていきます。続報をお楽しみに!
【ARMS Corporation 会社概要】
会社名 : 株式会社アームズコーポレーション
本社住所 : 〒270-2253 千葉県松戸市日暮1-7-1壱番館松戸家ビル4F
TEL : 047-316-2843
FAX : 047-316-2844
代表取締役: 比企 剛士
公式website : https://arms-co.jp/